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Airbnb、リオでの利用者は8.5万人、ホスト収入3000万ドル超

  • 2016年8月31日

 Airbnbによると、リオデジャネイロオリンピック開催期間に同社の民泊仲介サービスを利用して同市に宿泊したゲストの数は、8万5000人以上となった。開催期間の前後に2日ずつを加えた、8月3日から23日までの宿泊者数を集計したもの。ホストの収入は計3000万米ドル以上で、宿泊者の市内での消費額は約1億米ドルに上るという。

 同社によると8万5000人以上のうち60%は、リオ五輪を機に初めてAirbnbを利用。ゲスト数が最も多かった国はブラジルで、次いで米国、アルゼンチン、英国、フランスとなった。1泊あたりの平均宿泊料は165米ドルで、ゲストのリオ市内における1日あたりの平均支出額は136米ドルだったという。

 現在、Airbnbのウェブサイトにはブラジル国内の約10万件の宿泊物件が掲載されており、うち約3万8000件がリオ市内。リオ市内のホストのうち、62%が五輪を機に初めてゲストを受け入れた。なお、期間中に目立った物的損害はなかったという。

 Airbnbは2015年3月に「代替宿泊施設公式パートナー」としてリオ五輪委員会と契約を締結。期間中の仲介物件数の増加に取り組んでいた。