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中部、15年度国際旅客は9%増、発着回数も2桁増-日本人は微減

  • 2016年4月21日

 中部国際空港の2015年度(2015年4月1日~2016年3月31日)の国際線旅客数は、前年比8.8%増の489万9685人となった。上期は3.0%増であったのに対し、下期が14.8%増と大きく増加した。

 好調の要因は訪日需要で、日本人旅客が通年で3.8%減の273万9612人となったのに対し、外国人旅客は44.6%増の213万3067人となっている。ただし、日本人旅客も半期ごとに見れば上期が7.6%減であったのに対し、下期は前年並みに落ち着いた。

 国際線旅客便の発着回数は、通年で12.1%増の3万3923回、こちらも上期が5.0%増、下期が19.3%増となり、冬ダイヤ期間中に前年よりも発着回数が大きく増加したことが分かる。

 このほか、3月単月の速報値で国際線旅客は9.0%増の47万1400人で、そのうち日本人は1.9%減の27万3200人、外国人は30.6%増の19万7500人、発着回数は17.4%増の3084回であった。

 なお、国内線では通年の旅客数が2.3%増の552万4633人で、発着回数が3.7%増の5万7856人。3月単月は0.7%増の48万4133人と5.4%増の4963回となった。詳細は別途掲載している(下記関連ニュース)。