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国内旅行業況、バス事故などで15ポイント減、次期は北海道に期待

  • 2016年3月17日

▽次期は9ポイント増、新幹線効果は東北にも

 3ヶ月後の4月から6月までについては、国内旅行全体で9ポイント増のプラス3を予想。3月26日の北海道新幹線開業に伴い、北海道や東北が好調に推移する見込みという。

 業態別では「国内旅行ホールセラー」が66ポイント増のマイナス17と大幅に上昇すると予測。「リテーラー2」も9ポイント増のプラス2、「総合旅行会社」も7ポイント増のプラス11となる見込みだ。

 方面別で伸び率が最も高いのは北海道で、23ポイント増のプラス7を予想。昨年に新幹線が開通したことで大幅に増加した北陸は、現在もプラス11と高い人気を維持する見込みだが、今期との比較では4ポイント減となった。

 顧客層別ではファミリーが22ポイント増のプラス5と最も増加する見通し。このほか、職場は8ポイント増のマイナス17、シニアとOLは6ポイント増を予想し、それぞれプラス14、マイナス20とした。