itt TOKYO2024

国内旅行業況、7ポイント減に、訪日影響で次期も6ポイント減予想

  • 2015年12月17日

▽次期は6ポイント減、方面別は関東のみ上昇

 3ヶ月後の16年1月から3月までについては、全体で6ポイント減の3を予想。会員各社からは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)の人気で関西方面が好調に推移しているものの、訪日外国人旅行者の増加によりホテルの確保が困難になっているなどの声が寄せられたという。

 業態別ではインハウスで8ポイント減、リテーラー2で16ポイント減を予想するものの、その他のセグメントは上昇する見通し。国内旅行ホールセラーは20ポイント増、総合旅行会社は8ポイント増、リテーラー1は5ポイント増となる見込みだ。

 方面別については、京阪神と北陸は5ポイント減と下落するものの、2桁のプラスを維持すると予想。関東は3ポイント増となる見込みで、その他は全方面で減少する見込みという。

 顧客層別では、全セグメントで唯一、個人のOLが1ポイント増と上昇する見通し。そのほか、団体では招待・報奨とサークル・親睦が7ポイント減、教育が9ポイント減、職場が10ポイント減で、個人ではファミリーが1ポイント減、シニアが7ポイント減になると見ている。