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主要49社、15年上期の海外旅行は9.6%減、単価は2.5%増

  • 2015年11月17日

▽9月単月は4.3%減、計18社が前年超え

 9月単月の海外旅行取扱額は4.3%減の2039億1583万円となった。観光庁によると、円安などにより海外旅行需要が低迷しているものの、今年は6年ぶりのシルバーウィークがあったことから、先月よりも減少幅は改善した。

 取扱額を企業別で見ると、最も高かったのはジェイティービー15社計で10.3%減の418億1659万円。2位はHISで3.3%増の383億9901万円、3位は阪急交通社3社計で14.6%減の186億6354万円となり、上位3位は上期と同様だった。

 伸び率では、京王観光が48.8%増の6億5892万円と最も伸長。次いで、DeNAトラベルが42.4%増の52億5429万円、沖縄ツーリストが13.5%増の1億6866万円で、計18社が前年を上回った。

 募集型企画旅行については、取扱額が0.2%増の712億6441万円、取扱人数は8.2%減の32万2216人となり、単価は9.2%増の22万1170円と増加した。

 なお、海外旅行以外では国内旅行が16.0%増の4030億5693万円、外国人旅行が37.9%増の127億6980万円で、総計は8.8%増の6197億4256万円だった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況
2015年度上期累計
2015年度上期(詳細データ)
9月単月