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「ツーリズムEXPOジャパン2015」の詳細発表、来場者数17万人目標に

▽米韓中は出展コマ数増加、ショッピングツーリズム協会は30コマに

「ツーリズムEXPOジャパン2015」のキービジュアル  展示会については、海外展示ではこれまでに取り上げられることの少なかったカザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、タジキスタンの中央アジア5ヶ国に焦点を当てる予定。最大出展者はブランドUSAで前年比2コマ増の60コマ。国交正常化50周年の韓国は4コマ増の50コマ、中国は10コマ増の20コマを予定する。新規出展は南部アフリカ地域観光機構、カザフスタン、アゼルバイジャン、モルドバ、ルクセンブルク、タヒチ。なお、ツーリズムEXPOジャパン推進室によれば、成熟市場のフランスとドイツは昨年に続き出展が決定しておらず、英国も現時点では未定という。

 国内は47都道府県から出展。最大出展者は沖縄県で10コマ増の60コマを予定する。ショッピングツーリズム協会は、前年の1コマから30コマへと大幅増。富山県は2コマから10コマへ、奈良県は1コマから10コマへ、栃木県は1コマから9コマへ、それぞれ拡大する。新規出展者は岐阜県と愛知県で、それぞれ10コマと6コマを出展する。

 業界日の25日については、業界関係者はウェブサイトからの事前登録で入場可能。一般日の26日と27日については、前売券は大人が1100円、学生が600円。当日券は大人が1300円、学生は700円となる。保護者同伴の高校生以下は無料となる。

 国内外のサプライヤーと旅行会社による海外・国内旅行の商談会は、24日と25日に東京ビッグサイトの東6ホールなどで開催。展示ブースを直接訪問して自由に商談をおこなうこともできる。そのほか雑誌や新聞など、観光や旅行をテーマとしたメディアが商談をおこなう「メディアミーティング」も予定する。なお、今回は商談の効果を測るために、開催後にヒアリング調査や分析をおこない、成約数など定量的な効果を把握。次年度以降の商談会の充実をめざす。

 そのほかには昨年に続き、25日から27日にかけて日本政府観光局(JNTO)主催による「VISITJAPANトラベルマート(VJTM)」「VISITJAPANMICEマート(VJMM)」も同時開催する。