奈良大和4寺、観光客向けに無料WiFiやガイドを用意-5ヶ国語で

  • 2015年5月13日

 奈良県中央部に位置する長谷寺、室生寺、岡寺、安倍文殊院の4寺はこのほど「奈良大和四寺巡礼の会」を発足し、5月22日から共同で観光客向けのおもてなしプログラムを提供する。4寺がある奈良県中央部は、関西国際空港から車で約1時間程度。古墳時代から飛鳥時代まで都が点在した「国中(くんなか)」と呼ばれる土地で、4寺とも1200年以上の歴史を誇り、本尊または中尊が国宝もしくは重要文化財だ。共同で国内外からの観光客に対し、寺や地域の歴史や文化を説明することで、各寺の魅力を訴求したい考え。

 観光客向けサービスとして、各寺の受付周辺では無料で利用可能なWiFiを設置。QRコードを利用して、各寺の境内案内画面を閲覧できる。案内は日本語に加え、英語、中国語繁体字・簡体字、韓国語、フランス語で対応する。

 また、4寺を参拝する30名以上の団体向けには、僧侶が寺などについて説明をする場を設けた。さらに、室生寺では約40分かけて、境内の案内を、岡寺では本尊の内々陣から本尊を参拝する特別参拝を実施。安倍文殊院では、抹茶と菓子の接待もおこなう。

 加えて、30名以上の訪日観光客の団体については、事前予約で奈良大和四寺巡礼公認の通訳案内士が無料でバスに同乗する。無線WiFiを携帯しているため、バス内でもインターネットの利用が可能だ。なお、通訳案内士に対しては事前に各寺や同地の歴史などの勉強会をおこなうという。

 このほか、外国人旅行者限定で、クレジットカードでの決済に対応する。

▽奈良大和 四寺巡礼(5月22日正式公開予定)
http://nara-yamato.com/