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日本航空、モスクワ増便、国内も羽田/那覇など増やす-15年度

  • 2015年1月21日

▽7月からB787-9導入、「SKY SUITE」も搭載

 JLは、2015年度の国際線ではプロダクト「SKY SUITE」搭載機材の導入路線を拡大する予定。既存のボーイングB767型機、B777型機、B787-8型機に加えて、7月から導入するB787-9型機にも搭載して利用者に訴求する。B787-9型機は最初に成田/ジャカルタ線に導入し、順次路線を拡大する予定。成田/パリ、ヘルシンキ、デリー線についてはB787-8型機を導入して、新たにプレミアムエコノミークラスのサービスを開始する。そのほかには成田/ホノルル、マニラ線にB767-300ER型機を導入。また、国内線の新プロダクト「JAL SKY NEXT」については羽田線を中心に拡大する。

 B787-9型機の「SKY SUITE」は、昨年12月に成田/フランクフルト線に導入したB787-8型機と同様、ビジネスクラスにはフルフラットシートを採用。エコノミークラスについては、B787型機の一般的な配列よりも1席少ない横8席で、座席幅が約5センチメートル広い「SKY WIDERII」を使用する。座席数はビジネスクラスが44席、プレミアムエコノミークラスが35席、エコノミークラスが116席の計195席。なお、全クラスのトイレにウォシュレットを装備し、「JAL SKY Wi-Fi」も有料で提供する。