クラツー、北極圏での皆既日食観測ツアー発売、写真家も同行

  • 2014年8月6日

 クラブツーリズムは8月6日から、来年3月17日出発の「北極圏 スピッツベルゲン島 皆既日食観測 6日間」の販売を開始した。米国ナショナルジオグラフィック協会との提携による「ナショナルジオグラフィックツアー」として催行するもので、添乗員に加えて天体写真家の沼澤茂美氏が同行する。

 クラブツーリズムによれば、3月20日に起こる皆既日食は、陸地ではデンマーク領フェロー諸島とノルウェー領スヴァールバル諸島でのみ観測が可能。同ツアーでは、スヴァールバル諸島で最も大きいスピッツベルゲン島に位置し、皆既日食帯の中心に近いバレンツブルグでの観測を予定する。皆既日食の継続時間は約2分半の予定。なお、バレンツブルグで宿泊する2晩では、オーロラを観測できる可能性もあるという。

 旅行代金は2名1室利用の場合、1人あたり79万8000円。1人部屋の希望者は追加料金20万円を必要とする。最少催行人員は20名で、定員は40名。