バニラ・エア就航、初便搭乗率は9割超-旅行会社の協力で認知向上へ

  • 2013年12月22日

▽旅行会社経由は2割、商品でブランドの認知向上はかる

(左から)多古町町長の菅澤氏、成田エアポートサービス代表取締役社長の小澤氏、成田市市長の小泉氏、国交省東京航空局成田国際空港長の加藤氏、JW代表取締役社長の石井氏、千葉県知事代理の板倉氏、NAA代表取締役社長の夏目氏、芝山町町長の相川氏 旅行会社経由の販売では、現在、エイチ・アイ・エス(HIS)、さやわかプラス、ビッグホリデー、DeNAトラベルの4社が旅行商品を販売。同社営業部長の近藤寛之氏によると、旅行会社4社にはパンフレットを作成して店頭で販売する、または新聞やウェブで展開してもらっているという。このほか、ANAセールスが企画実施する「バニラエア・バケーション」も展開中だ。

 石井氏によると、現在旅行会社経由での販売の占める割合は、全体の約2割。このほかにも現在数社と商品造成について話し合いをしているとし「我々のLCCのコンセプトの中で賛同してくれて、いろいろな旅行商品を作っていただけるところはもう少し増やしていきたい」とした。

 また、石井氏は、予約開始からまだ間もないため「ウェブサイトだけでは知名度が足りない」と課題をあげ、旅行会社と協力し「商品造成を作っていただき、知名度を広げていく」考えも示した。このほか、ショッピングモールのイベントなどをおこない、ブランドの認知向上をはかっていく。