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楽天トラベル、年末年始の海外早期予約が好調、9割増

  • 2013年10月30日

 楽天トラベルの年末年始(2013年12月28日~2014年1月5日)の海外宿泊販売で、早期予約が好調だ。同社PRグループによると人気エリアは「すでに多くの予約が入っている」ところで、全体の予約宿泊数も前年比88.8%増と大幅に増加。楽天トラベルでは、9連休となる日並びの良さとアベノミクス効果により需要が高まっていると分析している。

 予約宿泊数の伸びを年代別に見ると、どの世代も好調だが最も伸び率が高いのは50代の94.7%増。このほか、熟年・シニア層でも60代が88.4%増、70代も87.5%増と伸びているが、元々の母数が50代以下より少ない影響も考えられる。

 また、全体的に単価も増加傾向にあり、1人1泊あたりの宿泊単価は20.1%増。特に30代が25.2%増と牽引しており、50代と20代もそれぞれ21.8%増、20.4%増。これに対して40代は18.1%増で、周辺の世代よりも抑制傾向が窺える。

 方面別で見ると、予約宿泊数が最も多いのはグアムで、2位以下は台湾、韓国などが続いた。一方、伸び率を比較すると、1位は香港が落ち込みの反動もあって204.6%増と大幅に増え、2位にはタイが140.1%増で入った。タイは、ゴールデンウィーク頃から継続して好調という。