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春秋航空、成田発着で国内線-14年5月から高松、広島、佐賀

  • 2013年9月5日

▽中国人の乗継需要取り込みも 販路は旅行会社活用へ

春秋航空日本取締役会長の王煒氏 3路線のターゲットは日本人、中国人双方のレジャーがメイン。春秋航空日本取締役会長の王煒氏は「我々の役割は日中間の架け橋になること」とし、就航により2国間の交流を民間レベルで促進していきたいと述べた。ロードファクターは、9Cで国際線、国内線合計の平均ロードファクターが9割以上であることを踏まえ「高いロードファクターをめざしていく」考え。また、9Cが単年度黒字を達成している実績から「2年目での黒字転換をめざして頑張っていく」という。

 スケジュールについては現在未定だが、午前1便、午後もしくは夜1便で運航する見込みで、9Cのネットワークを考慮して決定。9Cからの乗継需要を取り込んでいく。茨城線の利用者についても、観光バスでの移動などを薦めていくとした。

また、販路については、ウェブサイトを中心にした消費者の直販をメインに展開。ただし、王氏は日本は旅行会社と消費者との関係が強いことから、「販路の拡大はコストがかかるので、バランスを考えながら」春秋国際旅行社の日本支社である日本春秋旅行を活用した旅行商品の展開や、旅行会社への卸売もおこなっていく方針を示した。


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