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NAA夏目社長、13年は「成田を切り開く」-発着回数増へ取組強化

  • 2013年1月24日

NAA代表取締役社長の夏目誠氏  成田国際空港空港(NAA)はこのほど、メディア向けに意見交換会を開催した。NAA代表取締役社長の夏目誠氏は冒頭の挨拶で、2013年は3月末の夏スケジュールから発着枠が27万回に拡大し、4月からは2013年以降の新中期経営計画が開始し、5月20日には成田開港35週年を迎えると説明。「今年はこれからの成田空港を切り開いていく非常に重要な年」であり、「空港間の国際競争が激化するなか、航空会社からは選ばれる使い勝手のいい空港、お客様からは利便性、快適性の高い空港をめざしていかなければならない」と意気込みを述べた。

 また、夏目氏は特に27万回化について「(容量拡大に合わせ)実際の発着回数を埋めていくという努力をするためには、使い勝手のいい選ばれる空港にならなければならない。今年は全社員をあげて努力していきたい」と意欲を示した。夏目氏自身もさきごろ香川を訪問し、県内経済団体などに対し、成田便開設のメリットを説明。成田が世界99都市と定期便を持ち、各アライアンスもバランスよく就航しており、内際乗り継ぎ施設もあるため乗り継ぎ利便性が高いとアピールしたという。今後もそうした活動を進めていくことで、発着枠の活用を関係各位に訴えていく考えだ。