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K-POPをツアーで間近に ソウルに常設ホールがオープン

 日本で人気のあるK-POPの常設コンサートホールが5月、韓国・ソウル市内にオープンした。ソウル観光の新しい素材として旅行会社に送客をアピールしている。

 ソウル郊外の「新村レオン アートホール」がそれ。少女時代やKARA、東方神起など韓国出身のK-POPアーティストが人気を博して久しいが、常設ホールはこれまでなく、せっかくの本場でも直接生で体感できる場所はなかった。

 ホールは200人が収容でき、ステージと客席が非常に近い。客席の傾斜が急で、本格的な音響設備とともに一体感のあるライブハウス感覚が特徴だという。

 出演するアーティストは日本未進出だが、7月からBSで放送される韓流ドラマ「屋根裏部屋の皇太子」の主題歌を歌うトワイライトや、2011年に韓国国内の新人賞を多数受賞したワインホールドビーナスら次代を嘱望されている若手が多い。

 「I LOVE K-POP CONCERT」と題し、5月1日のお披露目コンサートからすでに何回も公演が行われている。歌や踊り、パフォーマンスはもちろんのこと、コンサート後には出演者との握手会や記念撮影があり、ファンにとっては垂涎ものだ。

 日本事務局の林鳩順さんは「韓国の文化を知ってもらう交流拠点にしたいと考えています。K-POPファンのほか、韓国に行きなれた人には新しい名所として訪れていただきたいですし、修学旅行などでの立ち寄りにもいかがでしょうか」と話す。

 事務局のある京都市中京区の旅行会社アローズの徳光聡社長は「貸切も可能ですし、韓国ツアーのオプションとしてぜひ利用いただければ」。

 公演日は不定期だが、開演時間は20時30分から22時ごろまで。ホテルなどで夕食を食べた後や、仁川空港への夜便でホールへ直行することもできる。料金は1人5500円。

 問い合わせは、アローズ 電話075-256-8410。


情報提供:トラベルニュース社