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全日空とルフトハンザ、12年度日本発欧州行き共同運賃を発売

  • 2012年1月22日

 全日空(NH)とルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はこのほど、2012年4月に日欧路線で開始する共同事業の新運賃を国土交通省に申請した。1月24日に販売を開始する。4月1日以降に日本を出発する人を対象とした、NHの「エコ割」「ビジ割」と、LHの「ユーロバリューエコノミー」「ユーロバリュービジネス」で日本国内43都市、日欧間8路線週69便、欧州内154都市に広がるNHとLHのネットワークを活用できる。

 運賃額と適用条件は2社で統一し、日欧間の2社便と欧州内のLH便、日本国内のNH便全てを自由に組み合わせることができるようにした。従来、自社運航便利用のみに限定していたエコノミークラス最安運賃も2社便の組み合わせが自由となる。例えば、成田/フランクフルト線で往路NH運航便、復路LH運航便を利用し、エコノミークラス最安運賃で往復する場合、2012年4月27日から5月2日を除く4月1日から5月31日まで、10万8000円となる。

 また、エコノミークラスの欧州内の設定都市数が154都市に拡大したほか、現地土曜日滞在であれば出発当日まで購入できる「スーパーエコ割」、「ユーロバリューエコノミースーパー」を設定する。さらに、欧州行き「エコ割14」は「エコ割7」に、「スーパービジ割28」は「スーパービジ割21」にするなどリニューアルし、事前購入期限を間際まで延ばした。