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国交省、岩手、静岡、長崎、沖縄の地域限定通訳案内士試験の実施を認可

  • 2007年5月21日
 国土交通省によると、平成19年度から岩手、静岡、長崎、沖縄の4県の地域限定通訳案内士試験が初めて実施される。これは各県が地域限定通訳案内士試験の実施のため申請した「外客来訪促進計画」の変更について、国交相が同意したもの。4県とも、英語、中国語、韓国語の3ヶ国で試験を実施する予定だ。

 地域限定通訳案内士制度は、都道府県知事が実施する地域限定通訳案内士試験の合格者に、当該試験が行われた都道府県の区域において報酬を得て、通訳案内を行うことを認める制度。筆記試験と口述試験で構成し、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語が対象だ。都道府県が実施するためには、各自治体の外客来訪促進計画を、同試験の実施に関する事項を盛り込んだものに変更する必要がある。