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ベンチャーリパブリック、LINEトラベルjpでコンテンツスタジオ

  • 2019年6月10日

 ベンチャーリパブリックはこのほど、LINEと共同運営しているる「LINEトラベルjp」において、DMOや地方自治体などの情報発信に関する課題を解決するための「LINEトラベルjpコンテンツスタジオ」を設立した。同サイトでガイド記事を執筆している「トラベルナビゲーター」によるコンテンツの制作などにとどまらず、マーケティング企画や分析レポートなど一連のデジタルマーケティングを提供することがねらい。

 ベンチャーリパブリックによれば、「コンテンツスタジオ」とは「ブランドスタジオ」とも呼ばれるもので、「広告主の課題や目的、ブランドにあわせてマーケティング支援とコンテンツ制作を総合的に行う専門チーム」。近年は欧米のメディアでも設立が進んでいるが、日本における旅行と観光に特化したコンテンツスタジオの設立はこれが初めてという。

 具体的には国内500名超・海外200名超のライターによるコンテンツ制作、「LINEトラベルjp」ウェブサイト版での広告配信、「LINE NEWS」での記事広告配信、シンガポールの子会社による訪日外国人旅行者向け広告などで情報を発信し、あわせてSEOやソーシャルメディアなどの戦略も構築。250社の旅行商品比較と連動させ、実施後の分析までをワンストップで提供するという。