旅工房、3Qも売上高2割増、再度の上方修正

  • 2019年2月12日

 旅工房はこのほど、2019年3月期第3四半期(18年4月1日~12月31日)の連結業績を発表した。売上高は前年比23.5%増の215億8800万円で、第2四半期にいずれも赤字から黒字に転じた各利益は、営業利益が2億5600万円(前年度の損失:700万円)、経常利益は2億6400万円(同1100万円)、当期純利益は1億6500万円(同:1000万円)となった。売上原価は24.3%増の188億342万円で、売上総利益は18.0%増の27億8532万円、販管費は5.4%増の25億2861万円。

 同社によると個人旅行については、韓国や台湾などのアジア方面がオンライン予約システムの機能強化により、送客数が前年を大きく上回る水準で推移。欧州方面やオセアニア方面も好調を維持した。そのほか、法人旅行は企業の業務渡航や団体旅行、MICE案件の受注が順調に推移したという。

 同社は今回の業績を踏まえて、昨年11月の第2四半期業績発表時に続き、通期予想を上方修正。売上高は20.1%増の291億4200万円、営業利益は222.0%増の2億6300万円、経常利益は285.5%増の2億6800万円、当期純利益は325.6%増の1億6600万円と全項目の予想値を引き上げている。