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handy Japanが社名変更、新社長に元エクスペディアのリー氏

  • 2019年2月5日

新しいロゴマーク  handy Japanは2月5日、このほど「hi Japan」に社名を変更するとともに、1日付で代表取締役社長にエクスペディアのアジア・太平洋地域の事業の立ち上げなどを手がけたピーター・リー氏が就任したことを発表した。前最高経営責任者の勝瀬博則氏は顧問に就任。エイチ・アイ・エス(HIS)元代表取締役社長の平林朗氏は、引き続き顧問兼「Travel Agent」領域のCEOを務める。

 社名変更については、これまで同社が展開してきたスマートフォンの無料レンタルサービス「handy」事業に限らず、「タビマエ・タビナカ・タビアト」の全てで「旅の総合プラットフォーム」として躍進するとの思いを込めたもの。同社では「世界共通のフレンドリーな挨拶である“hi”をコアブランドとして、今後さらなる事業拡大に努めていく」としている。

 このほか、同社は社名変更に合わせ、新たにホテル・プラットフォームの「hi Hotels」とデジタル広告プラットフォームの「hi Destinations」を設立。新しいプラットフォームや今後の事業展開については、2月19日に実施する記者発表会で発表する。

リー氏  新代表取締役社長のリー氏はエクスペディアに加え、バイパーなどのアジア・太平洋地域の事業立ち上げに関わった経験があり、エクスペディアホールディングスでは北アジア・ミクロネシア地区担当本部長などを歴任。15年から動画サービス「DAZN」のマーケティング&パートナーシップ本部長を務め、その後はレゴランドの親会社であるマーリン・エンターテイメンツ・ジャパンの代表取締役に就いていた。同氏は「”hi”ブランドを通して、あらゆる旅行者へ価値ある旅行体験を提供するとともに、観光業界に新たな風を吹き込んでいきたい」とコメントしている。