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JTB、19年度上期は「国立公園」で全社キャンペーン、環境省に賛同

  • 2018年7月25日
伊勢志摩国立公園イメージ

 JTBは、国内キャンペーン「日本の旬」の2019年度上期(4月〜9月)における対象を「国立公園」に決定し、全社キャンペーンを展開することを発表した。

 環境省では、日本の国立公園を「ナショナルパーク」としてブランド化し「国立公園満喫プロジェクト」を推進しているところ。具体的には、日本の国立公園が世界でも特徴的な「人の暮らしと共にある国立公園」であるとして、「その自然には、物語がある(Stories to Experience)」をブランドスローガンに掲げ、阿寒摩周国立公園、十和田八幡平国立公園、日光国立公園、伊勢志摩国立公園、大山隠岐国立公園、阿蘇くじゅう国立公園、霧島錦江湾国立公園、慶良間諸島国立公園の全国8ヶ所の国立公園を先行的、重点的に取り組む地域として様々な事業を展開している。

 一方、JTBは98年10月から国内旅行活性化のため「日本の旬」を展開しており、「日本の魅力の再発見」をテーマに、各地の「旬」の魅力を掘り起こし、全販売チャネルにおける販売拡大を通して、新たな地域の魅力を国内外に発信する取り組みを実施してきた。

 JTBは環境省のプロジェクトに賛同し、国立公園オフィシャルパートナー企業として参画。今回の全社キャンペーンはその一環で、全国8ヶ所の国立公園を中心にスポットを当て、「自然との共生が育んだ日本文化」をテーマとしてそれぞれの魅力を訴求し、国立公園ならではの「過ごし方」を提案していく。

 また、キャンペーン終了後も地域と連携し、観光を通じた交流人口の拡大による国立公園のブランド化、および地域活性化を実現させ、観光立国への貢献をめざす。