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50周年の節目に“原点回帰” 和歌山白浜・ホテルシーモアが施設一新(2) 食・温泉・客室に充実図る

  • 2018年4月19日

 2階には大人から子どもまで遊べるスポットとしてプレイルームを新設。白浜初のゴルフシミュレーターや卓球、ボルダリング、ビリヤード、キッズエリアなど家族やグループで過ごせるスペースとなっている。

 地下1階の大浴場は男女別で3階層になっており、深さ120センチの立ち湯や露天風呂など様々なタイプの温浴設備がそろう。10種類の中から好みのシャンプーを選べる「シャンプーバー」も備え、女性客から好評だ。入浴後のひとときに、ゆっくりと時間を過ごしてもらおうと設けたのが畳敷きの「うたたねるーむ」。専用マッサージルームではボディケアや高性能の酸素ルームを利用することもできる。

 客室は80平方メートルのスイートが10室、35平方メートルのスタンダードが20室、50平方メートルのデラックスが55室、8―12畳の和室が42室、40平方メートルのモデレートが31室。これまでの163室から158室となったが、いずれの客室からも海をのぞむことができるようになった。

 「観光客や宿泊客はもちろん、地元の方々が寛げる場所にしたい。パブリックスペースで井戸端会議をしてもらってもいいし、商談に使ってもらってもいい。いろんな方々が集まる場所にしていきたい」と、宿としての方向性を話す中田社長。

 ハード面でスタートラインに立った「SHIRAHAMA KEY TERRACEホテルシーモア」。中田社長が思い描く宿像を追いかけつつ、営業部隊が一丸となってこれから様々な企画を打ち出し、集客に注力していく考えだ。


情報提供:トラベルニュース社