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小樽「海宝樓」の運営会社が破産-星野リゾート内で料理店も

  • 2018年4月19日

 東京商工リサーチ(TSR)によれば、札幌市中央区に本社を置き、小樽市のホテル「海宝樓倶楽部」などを運営していたRMCはこのほど、札幌地方裁判所から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者98名に対して2億5486万円。

 同社は2013年に設立。毎年12月から3月にかけては星野リゾートトマムで懐石料理店「小樽 海宝樓」を運営し、昨年10月には小樽市指定の歴史的建造物の木造母屋を活用して洋館併設の「海宝樓倶楽部」をオープンしたばかりだった。

 「海宝樓倶楽部」は1泊3万円以上の高級路線で運営。しかし想定していたほどには集客できず、広告などによる認知度向上も難しかったことから、厳しい経営が続いていた。支払いが困難となり先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の措置となった。