JTB、有楽町のトラベルゲートにクルーズエリア、125平米

  • 2018年4月18日

「JTBクルーズプラザ有楽町」(イメージ)  JTBは4月20日、大型店舗「JTBトラベルゲート有楽町」の店内にクルーズ専門エリア「JTBクルーズプラザ有楽町」を新設する。3月末まで同店舗内で営業していた「東京ツーリストインフォメーションセンター有楽町」の空きスペースを利用するもので、面積は約125平方メートル。クルーズ情報の発信基地として位置づけ、日本人へのクルーズ商品販売を強化する。

 「クルーズプラザ」には受付カウンターやパンフレットラックなどを設置。商品販売時のコンサルティングを強化するため、対面販売用のカウンターは設置せず、テーブルを配した接客スペースを設ける。販売はJTBトラベルゲート有楽町に勤務する、クルーズコンサルタントの資格を持つ17名のスタッフが交代で担当する。加えて、最大24名が参加できる説明会やイベントなどのためのスペースも用意した。

 JTBはこれまでにもクルーズ需要の取り込みに注力しており、全国の470店舗のうち約80店舗に「クルーズプラザ」を開設。クルーズコンサルタントの資格を持つスタッフを配している。2014年12月にはクルーズ専門店として「JTBクルーズ銀座本店(現在は目黒駅近くに移転し「JTBクルーズ本店」に改称)」を開業。これらの取り組みなどにより、16年度には5万2000人を送客したという。

 なお「JTBクルーズプラザ有楽町」の開設を記念し、4月20日から22日までは店内イベントを開催。飛鳥IIを10月21日から31日までチャーターして実施する「飛鳥IIで航く 紅葉と味覚 秋を愉しむ日本一周クルーズ10・11日間」の寄港地である八戸など5ヶ所の写真展を開催するほか、寄港地の特産品などを贈呈する。また、先着5組10名限定で割引旅行商品も発売する。