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新会長に大西さん(あかん遊久の里鶴雅) JTB旅ホ連が総会

 JTB協定旅館ホテル連盟は6月12日、東京・新宿の京王プラザホテルで2017年度総会を開いた。役員改選では3期6年を務めた福田朋英会長(群馬県伊香保温泉・福一)が退任し、新会長に大西雅之副会長(北海道阿寒湖畔・あかん遊久の里鶴雅)が就いた。

 福田会長は退任のあいさつで「6年間、全国を回り多くの人のお世話になった。素晴らしい人々と仕事ができたことが人生の宝物になった」と謝意を示した。

 また、印象に残ったこととして「東日本大震災から熊本地震まで、天災への対応が続き、そのつどJTBの迅速な対応と、旅ホ連組織の力強さを感じました。復興に立ち会うなかで、被災者から逆に勇気を得ることも多かった」などと話した。

 大西新会長は「旅ホ連の歴史ともいえる偉大な先輩会長の功績を忘れることなく、今一度、目指すべきものがなにかを見つめなおしていきたい。JTBの組織改編にもしっかりと伴走し、改革することで厳しさを乗り越えていきましょう。JTBと旅ホ連の信頼の絆を深め、(目標の)4500億円必達を図りたい」と抱負を述べた。

 総会ではJTBが目標とする宿泊販売4500億円の達成に向けた事業計画と、予算を承認したJTBの要請に応え、ネット販売においてOTA大手2社に対しての最安値率のアップや、提供客室の手配旅行プランへの登録率アップ、インバウンド系のJAPANiCANへの登録促進などに取り組んでいく。

 (17/07/04)


情報提供:トラベルニュース社