Taiwan THE HEART OF ASIA
台湾の生活文化を体験!〜北部北投エリア編〜 リピーターへの新たな提案に。「桃竹苗」の魅力をご紹介
パワーが高まる2012年は台湾で開運招福 台北で女子力アップ!1泊2日の弾丸ツアーレポート
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台湾観光局は、海外からの旅行者にお勧めの観光素材を紹介する「国際光点計画」(国際シンボルスポット計画)を推進しています。これは、新たな切り口で文化資源と地域の特色を組み合わせ、散策や体験などを通じてゆっくりした時間を過ごすような観光を楽しめる素材として紹介するもので、単なるショッピングや見物にとどまらない、台湾らしい生活文化を体感できます。同計画では台湾を北区・中区・南区・東区・不分区の5区域に分けて、それぞれの地域の魅力的な素材を紹介しています。今回は、第4弾として台湾北部の北投エリアをご紹介します。
台湾観光局国際光点計画 http://theme.taiwan.net.tw/intlspotlight/
第1弾 台北市「康青龍生活街区」はこちら
第2弾 中部はこちら
第3弾 東部はこちら
北投は台湾を代表する温泉スポットのひとつであり、古くから温泉療養地として賑わいをみせてきました。近年は都市部にある良質な硫黄温泉リゾート区として開発が進み、気軽に入浴できる施設から、新スタイルのスパまで多種類の温泉施設が登場。日本の高級温泉旅館「加賀屋」が、日本旅館のスタイルを取り込んだ「日勝加賀屋」として2011年1月に正式オープンしています。同地は日本と縁が深く、歴史的建築物や文化が今なお息づいて時代を繋いでいます。
北投は、17世紀にオランダ人が硫黄を採掘した記録がありますが、温泉地としての開発は、1893年にドイツ商人が温泉ビジネスを始め、1896年に平田源吾氏が開業した「天狗庵」が登場してからのことになります。泉質は、地熱谷を源泉とする「」、硫黄谷と龍鳳谷が源泉の「」、そして「」と三種類の異なる泉質が湧き、独特な温泉文化を発展させてきました。
 
の源泉で、表面温度は100度近くあります。白煙が立ち上る風景とボコボコと湧き出るお湯は、地獄の風景を思わせ、「地獄谷」もしくは「鬼湖」「」とも呼ばれています。また、水の清さと玉のような薄緑から、日本統治時代には台湾の名勝に数えられ、その美観は「礦泉玉露」や「玉泉谷」という美しい名もあるほど。火山爆発口跡とも思われる地熱谷は、面積3500平方メートルもあり、底に沈殿しているたくさんの鉱物は、貴重な「北投石」を成して世界的にも稀な自然生態とされています。
住所:台北市北投区中山路(新北投公園横)
オープン時間:9:00〜17:00(月曜日定休)、入場無料
 

北投温泉博物館

かつて孫文も訪れた東南アジア最大の公共浴場だった建物を改修した博物館。12の展示室には、遺跡建築や北投石をはじめ珍しい資料が展示され、北投温泉の歴史を知ることができる。

住所:台北市北投区中山路2号
オープン時間:9:00〜17:00(月曜日休館)、入場無料
http://beitoumuseum.taipei.gov.tw/(中国語)

北投文物館

1921年に建てられた北投一の高級旅館が修復工事を経て、台北市政府が三級古跡に指定。同館が収蔵する骨董品や文化財をテーマにあわせて展示。文化イベントも開催している。

住所:台北市北投区幽雅路32号
オープン時間:10:00〜17:30 (月曜日休館)
http://www.folkartsm.org.tw/

少師禅園

北投文物館の隣、温泉街を見おろす高台に立地する日本家屋。終戦まで旅館だったが、現在はレストランとして営業しており、食事と温泉を楽しめる。

住所:台北市北投区幽雅路34号
http://www.sgarden.com.tw/

普済寺

台北市政府の指定文化財であり、日本統治時代に建立された仏教(真言宗)のお寺。北投温泉を守る「湯守り観音」があり見学できる。

住所:台北市北投区温泉路112号

北投市場

1900年頃から開かれている台北でも有数の歴史ある市場で、様々な食材に加え、惣菜や茶葉、雑貨、金物、洋裁店も軒を連ね、賑わいをみせている。

住所:台北市北投区新市街30号
営業時間 6:00〜12:00(月曜日定休)

北投旅人手帳デジタル版ダウンロードサイト http://jp.tteacafe.tw/?p=582
※北投旅人手帳(冊子)は台湾観光協会東京及び大阪事務所で配布中(2011年12月現在)
2011台湾温泉美食フェスティバル http://www.taiwanhotspring.net/spring.aspx
2011台北温泉シーズンHP(中国語) http://www.chccd.com/2011taipeilife/index.html

台湾の北西部、台北と台中の間に位置する桃園県、新竹市、新竹県、苗栗県の4県市は、「桃竹苗(タウ・ツウ・ミャオ)」の呼称で台湾の人々に親しまれています。広範囲にわたり古くから客家人が多く居住し客家文化が受け継がれてきたエリアで、個性的な客家美食や伝統工芸、文化に触れることができます。春を迎えると「5月の雪」と称される美しいアブラキリの花(油桐花)が美しく咲き乱れ、毎年花まつりも開催されています。産業発展し続ける平地から豊かな自然に恵まれた山間部にいたるまで、魅力的な観光素材があふれる「桃竹苗」は桃園空港利用客や旅慣れたリピーターにもおすすめです。
年間約2000万人を超える国内外の旅客が利用する台湾最大の空の玄関「桃園国際空港」があり、台北から陸路約1時間圏内にある桃園。以前は桃の木が多く植えられていたことからその地名がついたと言われています。1919年頃に整備されたレトロな街並みが残り、今なお商店が並ぶ「大渓老街」は味わいある散策スポット。また、蒋介石前総統や蒋経国前総統が永眠する慈湖陵寝をはじめ、蒋家と縁の深い施設が多数点在しており、桃園県政府では「両蒋文化園区」としても観光資源の発展に努めています。
桃園県政府観光情報
http://travel-taoyuan.tycg.gov.tw/jp_content/travel/travel01.aspx
台湾好行(台湾トリップ)シャトルバス&観光バス 桃園路線情報
http://www.taiwantrip.com.tw/Map/City/?swf=taoyuan_county_jp
 
桃園国際空港から車で約50分の新竹は三面を山で囲まれ、西側が海に面して風が強いことから"風の町""風の城"と呼ばれています。ガラス産業発祥の地である同市は瑠璃芸術の文化も発展しており、ガラス工芸博物館は展示や体験プログラムが充実。台湾で最も美しいといわれる古城門や、東門城(竹塹城)は夜遅くまで市民の憩いの場として賑わいをみせ、新竹城隍廟の周辺には、強い風を利用して乾燥させた名物ビーフン料理を筆頭に、貢丸(豚肉団子)、竹塹餅ほか新竹名物を楽しめる屋台がひしめいています。昨年2010年に開催された上海万博で人気を博した「台湾パビリオン」を移築して、新たに文化施設として再利用する計画も発表されており、2012年2月のオープンを目指して現在整備が進められています。
新竹の平地から山間部に少し向かうと街全体で客家文化を体感できる北埔の街も台湾では人気観光スポットのひとつで、情緒ある老街散策から史跡探訪まで見ごたえのあるものが点在しているほかに、北埔に湧き出る珍しい冷泉体験から、客家名物グルメ、産地でもある東方美人茶、仙草茶から、独特の味わいのある擂茶など本場の味も満喫できます。
新竹市政府
http://expo99.hccg.gov.tw/jp/
新竹県政府
http://bilweb.hchg.gov.tw/hsinchutravel/content/travel/travel01.aspx
 
農業が盛んで、多種にわたる農作物が収穫される郷。この地方の伝統的な主食はサイツマイモで、客家の個性的な美食文化が根付いています。また、台湾木彫り藝術の郷と呼ばれる三義や、12月でも緑濃く蝶が舞うような、のどかな自然に囲まれながら充実した温泉施設が点在する泰安温泉、雲の上にある高原レジャー地区として、目の前に広がる美しく幻想的な雲海を楽しめるコテージ滞在が人気を博している雪覇国家公園など、多彩な魅力が詰まっています。
また、新竹県と苗栗県にまたがる獅頭山は海抜496メートルで歴史ある寺院をはじめ多数の寺庵や塔があり巡礼する台湾の人達も少なくありません。霧に包まれる湖、奇石や滝などが織り成す神秘的でおごそかな雰囲気を宿した、北部における仏教の聖地とされています。
観光局参山国家風景区―獅頭山風景区
http://www.trimt-nsa.gov.tw/jpn/main.aspx
苗栗県政府
http://www.mlc.gov.tw/english/index.asp
台湾好行(台湾トリップ)シャトルバス&台湾観光バス―苗栗
http://www.taiwantrip.com.tw/Map/City/?swf=miaoli_county_jp
 

2011年ももう残すところあとわずか。みなさんにとって、この1年はどんな年だったのでしょうか。
さて、来年は辰(龍)年です。風水で龍は究極の幸せを表すといい、金運、出世運、愛情運を開く最強のパワーを持つとされています。そのため、台湾の人にとって最も運気の強い年と見なされ、土地にもドラゴンパワーがみなぎると信じられています。もともと台湾は、風水的に気のエネルギーが高いとされる地域で、パワーがあるといわれています。ならば、2012年は台湾の幸運パワーにあやかるチャンスです!運はじっと待っているだけでは来てくれません。街を歩けば"開運"を握るカギがたくさん転がっています。2012年は台湾で見て、食べて、買って、幸運を掴みましょう。

まず、台湾の開運スポットといえば「廟」。廟とは日本でいうところのお寺や神社です。台湾にはこの廟が大小合わせて約5000軒以上あるといわれており、どの廟も朝から晩まで老若男女で賑わっています。また、廟によっても色々ご利益の違いがあり、良縁祈願なら台北市内の霞海城隍廟や龍山寺、金運なら南投縣の竹山紫南宮、仕事運なら台北市内の行天宮、子宝祈願なら台南の臨水夫人廟と、有名どころもたくさん。

せっかくパワースポットに行くのなら、パワーを高めて幸運を呼び寄せる術を覚えておきたいものです。そのひとつが参拝方法。まずは廟でボランティアの方や廟内にあるお線香ブースで香炉の数だけ線香をもらいます(無料)。ロウソクの火が灯っているブースへ行き、もらった線香全部に火を点け、ご本尊様が祀られている本殿を背に向けて天の神様に挨拶のお祈り。天の神様に向かって「今日は●×△の神様にお詣に来ました」と目的の神様の名を心の中で告げます。そして線香を1本香炉に入れます。今度は廟の方に向き直り中央、左右の順で祈って線香を1本ずつ各香炉に入れていきますが、1回1回祈る時、手を合わせて目を閉じ、氏名、生年月日、現住所、職業をしっかり伝えることが肝心です。神様に言語は関係ないそうなので、伝える時は日本語でOK。

ほかにも台湾には、餃子(金運)、豚足(開運)、麺線(健康運)、チマキ(勝負運)、白玉団子(愛情運)などパワーフードと呼ばれる食べ物もたくさんあります。これらを"口に入れることで福が来る=口福(幸福)"になるというわけです。また、吉祥柄のアイテムもたくさんあるので、お土産に購入して身に付ければ招福招来間違いなしです。

日々の仕事に家事にと忙しい日々を過ごす女性にとって、台湾旅行はご褒美にぴったり!お勧めするにはワケがあります。
昨年2010年に開設された羽田−松山線なら、どちらの空港も都市の中心部なので移動時間も短縮できます。今回はトラベルビジョンのスタッフが、女子力アップをテーマに羽田−松山線を利用して1泊2日の台北弾丸ツアーを決行。2日間でどこまで楽しめるのか?検証しました。
台湾観光局では、台湾を旅行される皆様に"2011ウェルカムプレゼント"を実施しています。現在は、台湾の空港で交換できる特産品引換券または台湾各地から選出した名物夜市9カ所の協賛屋台各店でNT$100分を利用できる台湾夜市美食クーポン(消費券)をプレゼントしています。さらに、必見の観光スポットである国立故宮博物院の無料入場券もプレゼント。 入手ご希望の方はご出発前に台湾観光協会東京事務所又は大阪事務所にご請求ください。
http://www.go-taiwan.net/tourtaiwan.html
日程:2012年2月6日〜19日
会場:台湾 彰化県鹿港

台湾では旧正月(春節)が明けて初めて迎える満月(旧暦1月15日)を祝う風習を、「元宵節(げんしょうせつ)」と呼び、各地で趣向をこらした色鮮やかなランタンを飾るお祭りが催されます。なかでも最も華やかなイベントとして毎年注目を集めているのが、台湾観光局主導の「台湾ランタンフェスティバル」で、広大に指定された特設エリアには、干支にちなんだメインランタンと、それを囲むように各種テーマ別に趣向をこらしたランタンに灯りが点され、幻想的な雰囲気が会場を包みます。周辺には開催地の農産品即売や郷土美食のエリアなども登場し、ランタンを観賞しながらグルメ探訪も楽しむことができます。今年2月に苗栗県で開催した同フェスティバルには期間中、国内外から800万人もの来場者が訪れたほどの盛況ぶりでした。

第22回を迎える2012年の台湾ランタンフェスティバルは、元宵節当日の2月6日を皮切りに2月19日までの14日間、台湾中部の古都「彰化県鹿港(ろっこう)」の町で開催されることが確定。日本からのランタンフェスティバル観賞ツアーも各社にて募集を行っています。
http://www.taiwan.net.tw/2012TaiwanLantern/3/index.aspx

彰化県鹿港
彰化県鹿港は、清朝時代に台湾三大港町(台南・安平、鹿港、台北・萬華)として繁栄した地です。貿易港として栄えていた鹿港の街は、時代とともに港湾が遠浅となり貿易港としての役割が別の地に移り、現在は国家指定の古跡である龍山寺(1級)や天后宮(3級)ほか多様な廟が点在する、郷愁を感じる古都として人気を集めています。長い歴史を持つ伝統提灯制作は、鹿港の代名詞。街には伝統提灯の工房があり、店先には多種多様の提燈が展示されています。そのほか線香づくりも名物で、建物、伝統文化・郷土美食が色濃く残され往時をしのぶ老街や古跡、旧家、古廟など古の散策を楽しめる地となっています。

その他、2012年2月6日を中心に、台北ランタンフェスティバル(台北市政府前、国父紀念堂広場等)、平渓天燈文化フェスティバル(新北市平渓・)、台南市塩水区 爆竹祭り、高雄ランタンフェスティバル芸術祭(高雄市内)ほか、各地でさまざまな元宵節のシーズンイベントが開催されます。
日程:2011年12月18日
会場:台北市
13万人が大都市台北の街を走る話題の台湾最大の国際マラソン大会 日本からもたくさんのランナー達が参加を予定しています。
http://www.sportsnet.org.tw/20111218fubon/(中国語)
日程:2011年12月31日〜2012年1月1日
台湾では各地方政府企画による年越しイベントが年々充実してきています。各地の特設ステージでは、夜になると様々なエンタテイメントパフォーマンスやセレモニーが午後6時ごろから催され、花火の打ち上げで新年の幕開けイベントも開催予定しています。2012年の幕開けを台湾各地のイベント会場でお楽しみ下さい。
<年越しイベント及び花火ショーを開催する各都市(一例)>
台北市、台北美麗華百楽園、新北市新荘区、新北市観音山、新北市福隆、桃園市、新竹市、台中、、彰化市、嘉義、日月潭、台南市、烏山頭水庫、花蓮、台東、宜蘭市、高雄市ほか各地で開催。
台湾では、旧暦1月1日の旧正月(春節/2012年は1月23日)の時期に大型のお正月休みとなります。旧正月のシーズンが近づくと、「尾牙」とよばれる忘年会が街中で開かれ、活気に満ちています。また、旧正月に向けてお正月料理の仕込みに向けた多彩な食材や、「紅包(お年玉袋)」、家の門などに貼付する、縁起の良い吉祥の対句が書かれた赤い紙「春聯」などを販売する年貨大街や臨時屋台が登場して賑わいます。
2012年台北年賀大街(2012年1月7日〜1月21日)
台北市内 迪化街、華陰街、寧夏街、濱江市場周辺などで開催
日程:2012年1月15日
会場:台湾全土17地区の温泉地
温泉シーズンを迎える台湾各地の温泉区で開催されるイベント。温泉浴と養生料理などを楽しむ企画や温泉イベントなどが予定されています。また、観光局では、台湾全土17カ所の温泉で優待が受けられる「台湾温泉美食フェスティバル優待パスポート(温泉パスポート)」を発行。この機会に台湾の温泉と美食を楽しんでみませんか?
http://www.taiwanhotspring.net/index.aspx
2012年祝日情報
1月1日 開国記念日
1月23日(旧暦1月1日) 春節=旧正月
*大晦日から旧暦1月3日迄及び調整休暇等を含みお正月休みとなります。
2月28日 和平記念日
4月4日 児童節(こどもの日)
4月5日 清明節
6月23日(旧暦5月5日) 端午節
9月30日(旧暦8月15日) 中秋節
10月10日 国慶節(建国記念日)
  祝日情報更新:2011年12月現在