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台湾の生活文化を体験!〜台北・康青龍生活街区編〜 日本と台湾の繋がりを感じる「八田與一記念公園」
震災から復帰した南投県 古都台南で史跡、グルメを堪能 HOT NEWS
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台湾観光局は、海外からの旅行者に向けて個性的で魅力あふれる地区や素材を紹介する「国際光点計画」(国際シンボルスポット計画)を推進しています。これは新たな観点から文化資源と地域の特色を組み合わせた体験型の観光を楽しめる素材として紹介するもの。単なるショッピングや見物にとどまらない魅力的な生活文化を体験してもらおうという計画で、台湾を北・中・南・東・不分区の5区域に分けて、それぞれの地域の個性的な素材を紹介していきます。今回は、台北の「康青龍生活街区」をピックアップします。
「康青龍生活街区」と名付けられたエリアは、台北の昔懐かしいたたずまいと個性的な文化が同居し、古さと新しさが混じり合う一画で、台北の路地裏散策を楽しむのに最適です。東は大安森林公園、西は中正紀念堂、南は台湾大学、北は東門市場に囲まれた広域エリアを指す「康青龍生活街区」。車の少ない路地裏で思いがけず日本統治時代の家屋に出くわしたり、散策の途中に個性的なカフェやレストランで休憩したり、夜ならばライブハウスで台湾の音楽文化に浸ることもできます。
 
台湾師範大学の南側には学生街らしく軽食店やカフェが集まる龍泉街や師大路といった通りがあり、若々しさに満ちた台北を体験できます。夜は師大夜市が開かれさらにエネルギッシュな街の素顔に触れられます。
 
    台湾師範大学と和平東一路を挟んだ北側には、街の喧騒から離れて静かさが心地よい一画があります。狭い路地の両側には日本式住宅が残り、台北市によって保存されています。日本統治時代に帝国大学の教職員宿舎として建てられた同エリアには、当時の日本式住宅が33棟も残っているそうです。福州街や青田街にある日本式住宅の中には台北市政府により歴史的建築物に指定されているものもあります。
  青田街から散策しながら北上すると、観光客にもよく知られた永康街に至ります。永康公園を中心とする永康街には、小籠包で日本の皆様にもお馴染みの鼎泰豊本店やマンゴーアイスをはじめとするグルメ&スイーツ店や、茶芸店、趣向を凝らした個性派カフェの数々、洒落た雑貨店や手作り工房ショップ、オーガニック食品店、アンテークショップやこだわりの古本屋ほか、台北の個性派文化を垣間見て楽しんでいただけることでしょう。  
康青龍生活街区 http://jp.tteacafe.tw/?cat=7/
台湾の人々に敬愛され続けている日本人をご存じでしょうか。没後69年が経った今もなお、毎年5月8日の命日には必ず墓前祭が開催される―それが土木技師・八田與一氏です。日本統治時代の台湾で嘉南平野の利水事業に尽力。烏山頭ダム(建設当時に貯水量世界第3位)や、総延長1.6万kmにおよぶ用水路「」の建設を指揮し、かつて不毛の地と言われた嘉南平野を台湾の穀倉地帯と言われるまでに大変身させた最大の功労者として記憶され、尊敬を込めて「の父」と呼ばれています。
2011年5月8日には、台南市郊外に「八田與一記念公園」がオープン。開幕式には同公園の建設を指示した馬英九総統や閣僚、日本からも八田氏の出身地である石川県選出の森喜朗元首相ら国会議員やマスコミ、旅行業関係、関連団体を含む約250名が参加しました。公園内にはダム建設時に八田氏や部下たちが生活した日本式家屋の宿舎が復元されているほか、八田技師の銅像や記念館などがあり、技師の業績を紹介した記事や書籍、ドキュメンタリーフィルムを見ることができます。
「八田與一記念公園」は、馬英九総統が直々に建設を指示し、嘉南農田水利会が5.1ヘクタールの土地を提供、台湾観光局の西拉雅(シラヤ)国家風景区管理所が建設にあたった国家プロジェクト。また復元された日本式家屋の家具・調度品は、八田技師の出身地、金沢を本拠とする北國新聞社の呼びかけに応じて各地から寄贈されたもの。いわば台日それぞれが敬意と感謝の念を持ち寄って完成させた、台日友好の象徴ともいうべき存在です。実際、開幕式には一般の台湾人も数多く駆けつけました。復元された日本式家屋では、戦時中に少年工として名古屋で働いていたこともあるという老人が、わざわざ遠方から駆けつけ、家族とともに懐かしげに見学する姿もみられました。
「八田與一記念公園」は、戦前の日本統治時代の台湾を紹介する施設として非常に貴重であり、日本からの教育旅行訪問先としても推奨しています。今回、開幕式に参加した全国修学旅行研究協会の専門家も価値の高さを認め、同公園を含む八田氏関連のプログラムの実現に前向きに取り組んでいきたいとしています。なお今年5月27日には日本と台湾で、八田技師の偉業を紹介した学習漫画が小学館から発売されました。八田氏の偉業について詳しく知りたい方はぜひご参照ください。

台湾中部の台中市郊外(旧台中県)から南投県は1999年9月21日にマグニチュード7.3の巨大地震に襲われ、甚大な被害に見舞われました。それから12年。現在の同県の復興ぶりは、東日本大震災に打ちのめされた日本にとっては大変勇気づけられる姿といえます。例えば、地震の記憶と記録を保存する「921地震教育園」(台中市霧峰区)があり、地震でできた地層のずれを見学できる断層保存館や地震工学教育館、映像館、防災教育館、再建記録館など学習施設として訪問者を迎えています。

また気候や治安をはじめとする居住環境に関して南投県でも最も恵まれた場所の一つとされる埔里も震災から復興し、現在はロングステイの誘致に注力しています。紹興酒の名産地としても知られ工場見学なども観光客に開放されていることから、台湾中部隋一の景勝地である日月潭への途中に立ち寄る観光ツアーも少なくありません。埔里は穏やかな時間が流れるのどかな町です。

 

台湾第4の都市、台南市は台湾を代表する古都。オランダ統治時代の1624年に政庁が置かれて以来、200年以上にわたり台湾の首府として繁栄した歴史を持ちます。市内には200以上の寺廟や史跡が点在し、歴史散歩に最適の街として先般発行された「ミシュラングリーンガイド台湾」でも3つ星認定された都市でもあります。台南市観光の中でも「赤楼(せっかんろう)」は最も有名な史跡で、もとは17世紀にオランダ人が創設した城として、1661年に鄭成功がオランダ人を駆逐した後はここを首府としました。ちなみに台湾の英雄である鄭成功は、母親が日本人で日本との縁が深い人物でもあります。日本人に馴染みの深い孔子をまつった孔子廟も台南市観光では必見のスポット。台湾最古の最高学府です。

台南はまた、台湾を代表する食文化の一つである一品軽食料理「小吃(シャオチー)」の数々の逸品を生んだ"台湾料理の故郷"であり、食べ歩きにも最適。本格的レストランでの食事から、昼間の街角や名物夜市での小吃のつまみ食いまで、多彩な食体験を思う存分楽しめます。

台湾高速鉄道(新幹線)の台南駅からはバスのほかに、市中心部に向かう台鉄沙崙支線が本年1月に開通して所要わずか20分で高速鉄道(新幹線)台南駅と台湾鉄道の台南駅間を結んで運行しています。

2010年11月6日に開幕した台北国際花卉博覧会が、4月25日をもって閉幕しました。期間中は日本からも花博ツアーがたくさん企画され、さらに個人旅行者も多数来場されました。会期中の目標入場者数800万人は4月17日に達成し、最終的には約896万人となり、188億元(545.2億円)の経済効果をもたらしましたと言われています。
台北市政府によると、今後は博覧会場の一部を再整備して花の公園として残すほか、入場規制で見学が叶わなかった人々のために、人気の高かったドリーム館や未来館ほか13の展示施設はリニューアルオープンする予定で、新生エリアの3施設は7月中にも再スタートしていくとのこと。新たな観光スポットとしての期待が膨らみます。
1998年に運行停止した旧山線が、昨年12年ぶりに蒸気機関車「CK124」の特別運行を再開して大変好評だったことをうけて、2011年も期間限定の週末特別運行を実施することが苗栗県政府と台湾鉄路局との企画で実現しました。
旧山線にあり苗栗の観光ポイントとしても人気の勝興車駅は海抜402.36m。台湾鉄道の西部幹線で最も標高が高い駅です。昨年も国内外の多くの鉄道ファンが各沿線ポイントで待機してCK124走行の勇姿を撮影するなど人気を博していました。(※運行はディーゼルでの牽引を使用)

期間:5月21日〜7月3日、8月13日〜8月28日迄
土曜、日曜の午前及び午後の1日2本の運行(大人片道TN$399 約45分間走行)
場所:苗栗県 旧山線(三義駅〜勝興火車駅から台中県泰安火車駅までの全13.7km)

台湾鉄路管理局では他にも百年記念として毎月10日、20日、30日にCK124・R20・DR2700・R101・EMU100など歴代の機関車を活用した観光列車(郵輪式列車)の特別プログラム運行イベントや様々な鉄道関連のイベントを実施しています。

台湾鉄道局 百年記念イベントサイト http://www.taiwan-railway.com.tw/(中国語)
台湾鉄道公式サイト http://www.railway.gov.tw/tw/(中国語)
台湾観光局では、台湾旅行をされる方を対象に、現地で使える便利でお得なプレゼントを提供するキャンペーンを実施中です。現在はMRTやコンビニで利用可能なICチップ入りマネーカード、台湾各地のテーマパーク無料入場券、故宮博物院無料参観券などのプレゼントをご用意しています。もらって嬉しいお得なプレゼントを手に台湾へ!プレゼントの入手方法は下記サイトでご案内しています。

旅行台湾・感動100 2011ウェルカムプレゼントキャンペーン情報
http://www.go-taiwan.net/tourtaiwan.html
台湾観光局では、民国100年にちなんでご夫婦の年齢が100歳を超えるお客様(もしくはご夫婦を含む1組の合計年齢が100歳以上など)を対象に、協賛旅行各社の特選企画として、8000円相当(US$100)の様々な特典をご用意していきます。「百年夫婦円満」特典は、協賛各社が企画主催する台湾旅行にお申し込みされる方が対象となり、6月から今年12月までの間にかけて順次ご案内していきます。

キャンペーン協賛ツアー情報は、台湾観光協会サイトwww.go-taiwan.net内で専用ページを設置して 随時ご案内していきます。(6月下旬公開、協賛ツアー各社随時更新予定)
詳しくは台湾観光協会東京又は大阪事務所まで。
澎湖諸島の観光レジャーシーズンの到来を告げる毎年恒例のイベント。
澎湖海上花火節 http://www.fw-web.com/new_page_1.htm(中国語)
観光局澎湖国家風景区 http://www.penghu-nsa.gov.tw/
台北から台湾鉄道東部幹線で気軽に行ける人気の海水浴場「福隆海岸」で毎年開催される恒例イベント。世界各国のアーティスト達による40以上の創作サンドアート作品が展示されます。今年は、100周年を祝う特別作品や台湾への感謝を込めた日本人アーティスト保坂俊彦氏による作品も展示され話題となっています。
http://events.necoast-nsa.gov.tw/sandArt11/ (中国語)
世界のIT界を索引する、世界第2位でアジア最大と名高いコンピューター見本市。コンピューターや周辺機器、通信、電子機器ほか最新製品が発表されます。
http://www.computextaipei.com.tw/ja_JP/index.html
(参考)その他の国際見本市開催情報 http://www.taipeitradeshows.com.tw/index.shtml
台湾三大節句のひとつである端午節のシーズンには、名物の粽(ちまき)がデパートや商店、ホテルなどで集中販売されるほかに、魔除けのために 軒先につるす菖蒲の葉、赤色の香包(香り袋)の季節屋台も登場して、この時期ならではの風習を楽しむことができます。
100年以上の歴史を持つ霞海城隍廟は、600以上の神様を祀る神像密度の最も高い古廟とされています。同廟では、台北市三大祭りのひとつ「霞海城隍誕生祭」に合わせて「100年台北霞海城隍文化シーズン」として台湾オペラ、伝統芸能、陣頭パレードや式典等様々な民俗文化イベントが開催されます。
http://tpecitygod.org/hot-news.html (中国語)
台湾では2月14日のバレンタインデーのほかに、旧暦7月7日には「七夕情人節」(チャイニーズバレンタイン)があります。この日は、恋人や夫婦で贈り物やデートを楽しむ日として、各地のレストランやホテル、デパート各所では情人節ならではの「愛」をテーマにした特別企画が準備されているほかに、七夕の逸話にちなんで綺麗に飾られた橋を恋人同士で渡り愛を誓うイベントなどが開催されます。また、台南の地元に残る習俗として16歳を迎えた子供たちに向けて、成人を意味する「16歳成人禮(16歳の祝い)」の儀式なども行われています。
中国語の父親=(パパ)と「8」(パー)が同じ発音であることから、台湾ではこの日が父の日とされています。デパートや商店では父親への感謝をこめたバラの花束やプレゼント企画、レストランでは特選コース料理プランほかパパの日(父親節)にちなんだ様々なイベントが開催されます。
年に一度の美食の祭典。台湾各地の一流シェフ達が腕をふるう美食対決や料理講座、美食エキシビション、美食物産街も充実。心ゆくまで台湾グルメを楽しむことができるイベントです。
http://www.tcff.com.tw/(中国語)