航空需要の回復は2024年か、1年後倒しーIATA予測

国際航空運送協会(IATA)は7月28日に発表した資料で、旅客需要の大きさを表す有償旅客キロ(RPK)が2019年の水準に戻るのは2024年になるとの見通しを示した。これまでは2023年を予想していたが、各国間の移動制限が続き国際線の利用再開が進まないことで見直したという。新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が収束に向かうと短距離の移動から需要が戻ると考えられているため、もともとRPKよりも旅客数が早く回復する(※)との予測だったが、こちらも2019年水準に回復すると見るタイミングを2022...