2011年の海外旅行動向、男性に戻しの余地、団塊効果も徐々に−JTBF

  • 2010年12月24日

財団法人日本交通公社(JTBF)主任研究員の黒須宏志氏は、2011年の海外旅行者数を2010年着地予想値より4.2%増える1730万人と予測した。2010年は夏期に1690万人と上方改定したものの、前年比7.5%増の1660万人と昨年末の予想通りの着地を想定している。黒須氏は海外旅行市場について「レジャー、業務渡航ともに伸びしろがある」と説明。特に性年代別では、出国率がリーマンショック後のレベル以上に回復した女性に対し、男性は子どもと70歳以上を除いて下回ったままで「戻しの余地がある」という。さらに...