日米航空関係が完全自由化、アジア圏にも拡大へ−馬淵大臣、「歴史的な日」

国土交通大臣の馬淵澄夫氏と駐日米国大使のジョン・V・ルース氏は10月25日、日米オープンスカイ了解覚書(MOU)に署名し、日米間の航空関係が完全自由化された。これにより、日米両国の航空会社は、新規路線の開設や増便、運賃設定、チャーター便の運航、他企業との提携などを自由に実施できるようになった。現在のところ、日本航空(JL)とアメリカン航空(AA)、全日空(NH)とユナイテッド航空(UA)、コンチネンタル航空(CO)はそれぞれのアライアンス内でのジョイントベンチャー(戦略的提携)についてすでに独占禁止...