取材ノート:教育旅行の危機管理−新型インフル対策は旅行中の健康管理

  • 2009年7月15日

全国修学旅行研究協会は7月4日、「海外教育旅行安全対策セミナー」を開催した。毎年日本各地で開催しており、危機管理の基本に加え、今年は「新型インフルエンザへどう対処していくか」をテーマにとりあげた。出席者は70名弱で、その半数が高校を中心とした教員、半数が旅行会社。同協会理事長の中西朗氏は冒頭、新型インフルエンザの流行をはじめ、変化する世界情勢に対する学校と旅行会社に必要な備えとして、教職員の危機意識の喚起、早期の対応能力、旅行会社と連携した情報収集力の3点をあげ、「各校ごとにマニュアルの作成と認知を...