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欧州の十字路スロベニア、アルプスからアドリア海の見どころ

  • 2010年7月6日

 独立から20年を経ずして、2008年に旧社会主義国で初の欧州連合(EU)議長国の任を担うほどの発展を遂げたスロベニア。ホテルや観光地でのインフラ整備も充実している。しかも、国土の35%がEUの定める環境ネットワーク「Natura2000」の自然保護エリアに指定されている。つまり、旅行者にとっては自然が豊富で美しい見どころが多い国なのだ。なかでも見逃せない素材となる避暑地ブレッド、首都リュブリャナ、カルス地方の鍾乳洞、そしてアドリア海に面したピランの魅力を伝えよう。


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現地レポート:スロベニア、中欧旅行のバラエティ拡充へ(2010/6/24)

取材協力:スロベニア観光局
取材:竹井智

  • ピランの寄り添うように建ち並ぶ家々と、その間の細い路地は、地中海の強い日差しを避けるための知恵だとか。異国情緒を感じられる

    ピランの散策

  • ピランには大きなホテルがないため、隣町のポルトロッシュに宿泊する旅行者が多い。バスでも20分足らずの近さなので、問題はない。選べるほどホテルがある

    アドリア海のリゾート

  • セチョヴィリェ・サリナ自然公園内にあるソリネ社の塩田。700年前と、ほとんど同じ方法で塩を作り続けている。ソルトフラワーは最高級品として認められている

    セチョヴィリェ・サリナ自然公園内の塩田

  • 塩のミュージアムでは塩田の歴史、製法、周辺の生活様式などを展示、解説してくれる。太陽と風と人の手だけでつくられた塩(ソルンツェ)は、とても旨い

    塩のミュージアム

  • オシャレなボトルに詰められたソルトフラワーは、ピラン土産にぴったり。料理を盛りつけた後に、少量を用いる

    ソルトフラワー