観光まちづくりの人材確保、モチベーションを上げる妙案-インプリージョン オダギリサトシ氏寄稿

  • 2021年3月22日

多拠点居住の専門家?

地域として
観光まちづくりの改革は必要。
そのために改革を推進してくれる優秀な人材は欲しい。
しかしそんなに予算はない。

この矛盾を
どうやって解決するのか?
これは永遠の課題だと思いますが
先日ヒントになるような方とお会いしました。

その方は
他府県から数年間その地域へ遊びに通っていたそうです。

しばらく通っていると
地元の方が地域の良さに気づいてないし
全く活かしてないと気づき

ならば自分でやろう!と
ご自身の専門スキルを活かしてご当地で創業し
そのビジネスが順調に行っているそうです。

それを聞いたとき
前回の記事
行政が「ハコ」だけ用意するワーケーション話と合わせて

専門家専用の格安のワーケーション施設を作ったら良いんじゃね?
みたいな事を思いつきました。

専門家が好みそうな超高級なワーケーションの「ハコ」を作り

法律の専門家、資金調達の専門家、マーケティングの専門家などなど
都会の優秀な〇〇の専門家限定で
「実費程度」で利用してもらいます。

専門家は超高級なワーケーション施設を安価で使えるので定期的に通う。
そのお礼に
専門家の知識を安く地域に提供する

こんなバーターワーケーション施設いかがですか?

これが日本中にあれば
少なくとも私は
観光まちづくりの専門家として日本中で働くやろうなぁ。。。。

<過去記事はこちら>
第1回 コロナとこれからの地域観光経営を考える
第2回 それでもワーケーション、やりますか?

オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役。旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品をODM開発する他、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務める。大阪商工会議所ツーリズム振興委員。