ANA、ダイヤ調整の自動化へ実証実験、日立と協力

  • 2020年3月12日

 全日空(NH)は現在、日立製作所と日立コンサルティングと共同で、デジタル技術を活用して運航ダイヤを修正する実証実験を実施中だ。運航ダイヤの修正は、悪天候や機材メンテナンス、空港の混雑などによるダイヤ乱れで日常的に発生する作業で、従来は経験を積んだ社員が手で修正していたが、実証実験では、短時間に高精度で複数の運航ダイヤ修正を自動立案する。

 実証実験は2019年から実施しており、現在は1日あたり約800便の国内線と約200便の国際線について、運航ダイヤ修正業務をシステムに置き換えることの実現性と技術の有効性を検証している。現時点では、熟練者と同じレベルの速度と精度での修正や、人力では限界があるという複数同時立案を実現できる見込みという。