群馬県、年末年始の温泉宿泊客は1.4%増、スキー場利用も好調

  • 2020年1月21日

 群馬県は1月10日、年末年始(12月28-1月5日の9日間)の県内主要温泉地の宿泊者数と全スキー場の利用状況を発表した。

 それによると草津温泉など主要9温泉地の宿泊者数は23万6千人だった。前年と比較できる12月29-1月3日の6日間の宿泊者数は1・4%増の16万6500人で、ほぼ横ばいだった。

草津温泉

 群馬県では毎年、県内主要9温泉地(草津、水上温泉郷、伊香保、四万、老神、磯部、やぶ塚、猿ヶ京、万座)の宿泊者数を集計し比較している。

 このうち宿泊者数(6日間)が増加したのは、草津温泉7万5400(7・5%増)、伊香保温泉4万5900人(2・0%増)、四万温泉2万1900人(2・1%増)、老神温泉7200人(3・3%増)、猿ヶ京温泉6700人(2・8%増)、万座温泉1万4500人(1・1%増)の6地域だった。

スキー場利用者は5・2%増、暖冬で入込に地域差

 スキー場は県内の全21スキー場の利用者を集計した。年末年始9日間の利用者は26万2600人。6日間の利用者は5・2%増の18万7000人だった。

 暖冬による降雪エリアや、人工降雪機の有無などで、地区別で入込に差がでた。

 6日間の入込は、沼田市や川場村を含むその他地区が57・9%増の3万9200人と大幅に伸びたほか、片品地区5万7800人(2・6%増)、嬬恋地区3万6800人(7・1%増)、草津地区1万8300人(12・0%増)が前年を上回った。

 水上地区は3万4900人(23・8%減)と、大幅に減少した。


情報提供:トラベルニュース社