成田、全ターミナルで「スマートチェックイン」、順次導入へ

  • 2019年8月19日

 成田国際空港(NAA)は今夏から、全ターミナルで自動チェックイン機と自動手荷物預け機を活用したセルフサービスの搭乗手続き「Smart Check-in」を順次開始する。先行して第1ターミナル北ウィングで実施した自動手荷物預け機の実証実験で、待ち時間やチェックインカウンター周辺の混雑緩和などの効果が大きいと期待できる結果が出ているといい、今後は来年の東京オリンピック・パラリンピックまでに全ターミナルへ合計72台を導入する。

 自動手荷物預け機は、自動チェックイン機とともに集中的に配置する「Smart Check-inゾーン」を設ける予定。現在の参加予定航空会社は15社だが、今後も対応企業を増やしていきたいという。

自動手荷物預け機 導入予定台数・時期

ターミナル導入台数導入予定時期
第1ターミナル南ウィング20台(国際線)DゾーンE側(2019年夏)
DゾーンC側(2019年秋)
第1ターミナル北ウィング8台(国際線)DカウンターC側(2019年秋)
第2ターミナル28台(国際線)Oカウンター(2019年秋)
Hカウンター(2020年早春)
Mカウンター(2020年春)
Eカウンター(2020年夏)
第3ターミナル16台(国際線及び国内線)Dカウンター(2020年早春)
Cカウンター(2020年夏)

「Smart Check-in」参加予定航空会社

ターミナル航空会社
第1ターミナル南ウィング(4社)全日空/ニュージーランド航空/スカンジナビア航空/エチオピア航空
第1ターミナル北ウィング(3社)KLMオランダ航空/エールフランス航空/アリタリア-イタリア航空
第2ターミナル(6社)日本航空/キャセイパシフィック航空/アメリカン航空/カンタス航空/エミレーツ航空/フィンエアー
第3ターミナル(2社)ジェットスター・ジャパン/ジェットスター航空