JTB、米国本土でMICE事業拡大へ、子会社のブランドを統一

  • 2019年5月30日

MC&Aのロゴマーク  JTBは5月30日、このほど欧州法人のKuoni Travel Investmentの傘下企業で、米国本土のMICE事業に取り組むKuoni Destination Management USAの全株式を、米国法人のJTB Americasに譲渡するとともに、社名を「MC&A USA」に変更したと発表した。JTB Americasの子会社で、1983年にハワイで創業して以来、現地のMICE市場に強みを持つMC&Aとブランドを統一し、世界最大のMICE市場である米国でMICE事業を強化することがねらい。

 MC&A USAは本社をニュージャージー州に置き、従業員数は50名。KDM USA時代はサンディエゴ、スコッツデール、ラスベガス、オーランド、マイアミ、ニューオーリンズ、ワシントン、シカゴを拠点に、幅広くデスティネーションマネジメントサービスを提供してきたという。