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国内旅行DI、19年1Qは1ポイント減、訪日はマイナス圏に

  • 2019年3月14日

▽訪日DI、次期は1年半ぶりの上昇へ

 訪日旅行全体の1月から3月までの3ヶ月間のDI値は、前期から4ポイント減のマイナス4。減少傾向が続いた結果、約2年ぶりのマイナス圏入りとなった。昨年12月時点の見通しからは2ポイント増、前年同期比では9ポイント減となった。JATAは「北海道が引き続きマイナス圏で、他地域も全体的に低迷したが、次期のお花見シーズンは1年半ぶりの上昇が見込まれる」とコメントしている。

 業態別では「リテーラー1」と「訪日旅行系旅行会社」以外は減少。方面別では「北海道」と「関東」以外はすべて減少した。顧客層別では「FIT」「団体」「MICE」のすべてが減少。出身地別では「中国」と「豪州」以外はすべて落ち込んだ。

 4月から6月までの3ヶ月間については、訪日旅行全体で今期比11ポイント増のプラス7を予想。業態別では「リテーラー1」以外はすべて増加を見込む。方面別は概ね増加傾向ながら「北海道」は17ポイント減のマイナス21ポイントと大きく落ち込み、「沖縄」も2ポイント減のマイナス21とした。顧客層別では全項目、出身国別では微減の台湾以外の全項目で増加を予想。7月から9月までの3ヶ月間についても、訪日旅行全体では増減なしのプラス7を見込む。