冬の名物“まるかじり” 城崎温泉観光協会、大阪でイベント開き松葉ガニ大盤振る舞い

 兵庫県の城崎温泉観光協会(原良式会長=ときわ別館)は11月14日、大阪市北区のホテルグランヴィア大阪で第24回「冬の城崎まるかじりキャンペーン」を開いた。約400人が集まった。

 このイベントは、阪神淡路大震災で激減した観光客を呼び戻そうと1995年に旅行会社やメディアを招いて以来、毎年開催している。今年もカニ刺しや焼きガニ、カニしゃぶ、カニ雑炊など漁が解禁されたばかりの松葉ガニ、但馬牛の鉄板焼、出石そば、地酒などが振る舞われた。

 目玉は城崎温泉に近い津居山漁港に水揚げされたばかりのカニの競り。旅館の若旦那が競り人を務め、市場価格より安い値段で新鮮な松葉ガニが次々と競り落とされた。

 城崎観光大使の服部真己さん、西村妃菜さん、喜藤緒子さんが城崎の魅力を訴えたほか、JR西日本の「鉄道むすめ」で城崎温泉駅駅員のキャラクター「城崎このり」も紹介された。

 原会長は「空き店舗を使ったレストランやグッズ店がオープンするなど魅力あるまちづくりが進む城崎温泉にぜひ」と話していた。


情報提供:トラベルニュース社