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阪急交通社、欧州でリバークルーズチャーター、来年5・6月に5本

  • 2018年8月26日

 阪急交通社は8月25日、フランスのクロワジ社が所有するリバークルーズ船「MSシンフォニー」(乗客定員:110名)と「MSラファイエット」(乗客定員:82名)を単独でチャーターしたフライ&クルーズ商品を発売した。ツアーの時期は来年の5月と6月で、MSシンフォニーでドナウ川クルーズを3本、MSラファイエットでライン川クルーズを2本実施する。阪急交通社によると、リバークルーズの繁忙期である5月と6月にクアロジ社のリバークルーズ船を5本チャーターするのは、日本の旅行会社では初めて。

 阪急交通社は今年の6月15日日本発で、MSシンフォニーをチャーターしたリバークルーズ・チャーターツアーを初めて催行。ツアーは昨秋に発売後1ヶ月で完売しており、参加者の満足度も高かったことから、19年は規模を拡大することを決めたという。

 ツアーは東京、大阪、名古屋、福岡発で、名古屋発と福岡発は後日発売する。このうち東京発は「中欧3ヵ国を巡る美しきドナウ川クルーズ9日間」と「古城を望む父なるライン川クルーズ8日間」を用意した。客船には日本人コーディネーターが乗船。船内ではクラッシック音楽のコンサートもおこなう。

 東京発のドナウ川クルーズは5月28日、6月18日、25日出発で、オーストリア、ハンガリー、スロバキアを訪問。ウィーンからエステルゴム、ブダペスト、ブラチスラバ、デュルンシュタイン、メルク、リンツを巡る。旅行代金はオーストリア航空(OS)エコノミークラス、1階客室2名1室利用の場合、大人1名43万9800円から46万9800円。

 ライン川クルーズではフランスとドイツを訪問。ストラスブール、リューデスハイム、コブレンツ、マインツ、マンハイムを周り、ストラスブールに戻る。旅行代金はルフトハンザ・ドイツ航空(LH)エコノミークラス、1階客室2名1室利用の場合、大人1名40万9800円から43万9800円。