さんふらわあトラベルに大阪市から感謝状 大阪港開港150年記念ツアーを評価

 さんふらわあトラベル(樋口直史社長)に7月15日、大阪市から感謝状が贈呈された。大阪港開港150年記念事業の趣旨に賛同し、事業実施や大阪港の振興に貢献したことが評価された。

 今回評価されたツアーは、さんふらわあトラベルが2017年11月、大阪港開港150年記念として「薩船・幕末維新ミュージアム木村先生と航(い)く『坂本龍馬とおりょうの新婚旅行の旅』」。JR新大阪駅で集合した後、貸切バスで住吉大社へ移動。土佐藩ゆかりの地である土佐藩住吉陣屋跡碑や坂本龍馬宿泊の地三文字屋敷などを見学し、住吉大社で旅行安全の祈祷式を行った。龍馬がハネムーンに出発した大阪港・天保山にも立ち寄った。フェリー「さんふらわあ・さつま」に乗船後、出発セレモニーも行われ、船内では京都の幕末ミュージアム霊山歴史館の木村武仁さんが「龍馬と薩長同盟―寺田屋襲撃事件の謎」について講演した。

 翌日、志布志港入港後、龍馬が薩船で入港した鹿児島天保山を見学。妙見温泉「忘れの里雅叙苑」で昼食を食べ、霧島和気神社、塩浸温泉、龍馬公園を見て回った。帰路の船内でも木村さんによる「龍馬と大政奉還の謎」の講演があった。

 さんふらわあトラベルでは15年に「目覚めれば九州」と銘打ち、NHK大河ドラマ「真田丸」放映にあわせて「大阪の陣400年『秀頼の薩摩落ち伝説ツアー』」を実施。今回は第2弾で、大阪港開港150年、明治維新150年、坂本龍馬没後150周年を踏まえて行われた。


情報提供:トラベルニュース社