クラツー、国宝・迎賓館赤坂離宮本館貸切見学ツアーを実施

  • 2018年7月3日
迎賓館赤坂離宮本館の「サロン」

 クラブツーリズムは「国宝・迎賓館赤坂離宮本館貸し切り見学」ツアーを7月27日に実施する。

 迎賓館赤坂離宮は各国の要人を接遇する国の迎賓施設で、1909年に東宮御所として建設。日本では唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物として2009年に国宝に指定された。

 同社によれば、今回の貸切企画は一般公開が始まって以来初めてのこと。迎賓館赤坂離宮が募集した、参観者の満足度を高める取組みを推進する「モデル事業」に同社のツアーが選定され実現した。

 貸切見学会では、一般公開においても非公開である「東の間」や「サロン」など6ヶ所を特別に見学するほか、通常は開門されない正面玄関より入館する。迎賓館赤坂離宮のスタッフがガイドを実施する。参加者には非売品の「迎賓館赤坂離宮公式フォトブック」をプレゼントする。

 ツアーはどれも日帰りで、6コースを設定。ツアー代金は2万5000円から2万8000円。コースの一例として「歴史が織りなす帝国ホテル・伝統のフルコースと三菱一号館美術館一般非公開部分の特別見学」はバスツアーで、バスでさいたま新都心もしくは新宿を出発し、三菱一号館を見学し、帝国ホテルでのフルコースランチをとった後、迎賓館赤離宮を貸切見学する。

 迎賓館赤坂離宮本館は2016年から通年で一般公開が始まり、クラブツーリズムではツアーで10万人以上を送客している