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旅行ニーズに応える-事業会社は訪日事業も 一社滋旅協・総会

 一般社団法人滋賀県旅行業協会(中河茂会長=メッツワールド)は5月23日、滋賀県草津市のクサツエストピアホテルで2018年度総会を開いた。

 中川会長は今年1月に旅行業法の改正が行われ、旅行業務取扱管理者の定期研修が義務付けられたことを紹介したほか、2019年に福島県郡山市で開かれる国内観光活性化フォーラムへの参加を呼びかけた。

 議案審議ではいずれの議案も原案通り承認された。今年度事業のうち経営推進事業については(1)国内観光の振興及び新たな旅行ニーズへの対応(2)国際観光交流の推進(3)経営推進活動を行う。

 このあと開かれた株式会社滋賀県旅行業協会(加納義之社長=トラベルメイトサービス)の第7期定時株主総会では加納社長があいさつ。インターネットの普及で中小旅行会社が置かれている厳しい環境を報告し「当協会が会員の皆さまの利益につながる取り組みを行う」ことを強調、会員の理解を求めた。

 今年度事業としては(1)全旅本部が進める各種事業の積極的な展開と近畿・東海旅行業連合会との連携・強調を図り、会員事業のサポート体制の構築(2)会員ニーズに応えるためネットを活用して販路拡大と販路開拓の支援(3)日本旅行αライン導入促進(4)全旅およびKTT旅行災害補償制度の利用促進とサポート体制の整備などに取り組むほか、インバウンド関連の新規事業などを盛り込んだ。

 別会場で協定会総会(中崇=かつうら御苑)が開かれた後、旅行業協会と合同懇親会も行われた。


情報提供:トラベルニュース社