ニュージーランド航空とカンタス、両国内線でコードシェア

  • 2018年6月5日

(左から)NZの尾翼、QFの尾翼  ニュージーランド航空(NZ)とカンタス航空(QF)は6月1日、それぞれの国内線におけるコードシェアの実施を発表した。両社の国内市場での強みを生かし、旅行者の利便性向上をはかる。10月28日以降の便が対象で、予約は7月末までに開始する予定。

 NZはQFの国内線85路線に、QFはNZの国内線30路線にそれぞれ自社の便名を付与。空港でのチェックインやハンドリング業務を相互に請け負うことで乗り継ぎがスムーズになり、移動にかかる時間を最大2時間短縮できるほか、合わせて36あるラウンジを利用できるようになる。なお、今回の提携ではオーストラリア/ニュージーランド間のいわゆる「タスマン路線」は対象に含まれない。

 両社は、将来的には空港業務、貨物輸送、バイオ燃料などの分野での協力していく考えだ。