ANAとJAL、4月の国際線旅客は14.1%増、国内線は5.1%増

  • 2018年6月4日

 全日空(NH)と日本航空(JL)の今年4月の国際線の運航実績で、2社の旅客数の合計は前年比14.1%増の158万7381人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)は9.7%増、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は14.6%増で、利用率は3.4ポイント増の78.2%だった。

 2社のうち、6月1日に運航実績を発表したNHの旅客数は9.8%増の84万7821人。ASKは4.7%増、RPKは6.8%増で、利用率は1.4ポイント増の76.2%となった。旅客数はJLの73万9560人を上回ったが、利用率は80.6%のJLを下回った。JLは5月24日に4月の運航実績を発表している(関連記事)。

 NHの方面別旅客数は全方面が増加。人数と伸び率の1位は「アジア・オセアニア」で、11.4%増の60万3873人となった。利用率が最も高かったのは「欧州」で2.0ポイント増の81.5%。利用率の伸び率が最も高かったのは「アジア・オセアニア」で4.4ポイント増の79.7%となった。利用率が唯一減少したのは「北米・ホノルル」で、2.0ポイント減の70.1%だった。

 JLの方面別旅客数は、「オセアニア」が80.5%増の1万7203人。唯一前年を下回った方面は「韓国」で、0.8%減の4万7453人だった。利用率が最も高かったのは「欧州」で3.6ポイント増の86.7%、利用率の伸び率が最も高かったのは「中国」で11.2ポイント増の86.0%となった。利用率が最も減少したのは「ハワイ・グアム」で5.2ポイント減の72.7%だった。

▽国内線の旅客数1位は羽田/福岡線

 4月の国内線の運航実績で、2社の旅客数の合計は前年比5.1%増の570万793人となった。ASKは1.5%増、RPKは5.7%増で、利用率は2.6ポイント増の65.4%だった。2社のうち、NHの旅客数は5.9%増の305万3483人。ASKは1.0%増、RPKは7.2%増で、利用率は3.7ポイント増の64.6%だった。旅客数はJLの264万7310人を上回ったが、利用率はJLの66.5%を下回った。

 路線別の旅客数の1位は2社ともに羽田/福岡線で、NHは5.7%増の26万8475人、JLは3.6%増の24万2520人となった。2位はNHが羽田/伊丹線で7.7%増の24万9826人、JLが羽田/新千歳線で5.5%増の22万5212人。3位はNHが羽田/新千歳線で10.7%増の24万4012人、JLが羽田/伊丹線で5.1%増の21万5596人となった。

 NHの路線で旅客数の伸び率が最も高かったのは福岡/石垣線で、923.3%増の4042人。2位は中部/新千歳線で34.1%増の2万4341人、3位は関空/新千歳線で30.4%増の1万5467人だった。JLの伸び率の1位は福岡/徳島線で77.1%増の3117人、2位は伊丹/松山線で33.2%増の7535人、3位は宮古/石垣線で31.9%増の5104人。

 NHの路線で利用率が最も高かったのは羽田/宮古線で87.9%。以下は成田/伊丹線が85.9%、那覇/松山線が85.7%と続いた。JLの利用率の1位は宮古/石垣線で85.8%。2位は那覇/岡山線で82.7%、3位が成田/伊丹線で82.6%だった。