金沢市がグランプリ 観光ポスターコンクール受賞作を発表

  • 2018年6月1日

 日本観光振興協会は5月16日、日本観光ポスターコンクールの入賞作品を発表した。グランプリにあたる国土交通大臣賞に石川県金沢市の「フルキ、ヨキ、ミライヘ。KANAZAWA」が選ばれた。応募総数は187作品。

 同コンクールは1947年から始まり、今回で66回目。一次審査で53作品に絞り込み、評論家の山田五郎さん、写真家で  映画監督の宮澤正明さん、グラフィックデザイナーの左合ひとみさんによる審査会で各賞を決めた。消費者からのオンライン投票も受け付け、約2万7千票が投じられた。

 国土交通大臣賞に選ばれた「フルキ、ヨキ、ミライヘ」は、今回から新設されたインバウンド賞も受賞。総務大臣賞は兵庫県香美町の「ストーリーのあるまち 香美町」、観光庁長官賞はJRグループの「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」。日本観光振興協会会長賞は大阪府富田林市観光交流施設きらめきファクトリーの「富田林観光ポスター」がそれぞれ選ばれた。

 審査員から評価の高かった作品に贈る審査員特別賞は、岐阜県美濃市の「3つの世界遺産」が受賞した。消費者によるオンライン投票は1位が北海道函館市の「冬に恋、函館。」で2601票を集めた。

 表彰式は6月8日に開かれる同協会の総会で行われる。


情報提供:トラベルニュース社