全日空、シドニー線とマニラ線の機材変更延長-B787問題

  • 2018年4月25日

NHのB787型機のロールスロイス社製エンジン  国土交通省がこのほど、ロールスロイス製エンジン「トレント1000」の一部を搭載したB787-8型機とB787-9型機に対して、運航条件に制限を設ける耐空性改善通報(TCD)を発出したことを受けて、すでに羽田/シドニー、マニラ線について使用機材の変更を発表(関連記事)している全日空(NH)は、両路線における機材変更の延長を発表した。シドニー線については5月7日までとしていたところを15日(羽田発便は14日)まで、マニラ線は5月6日までとしていたところを14日までとする。

 ともに通常は全246席のB787-9型機で運航していたところを、該当するエンジンを搭載していない全240席のB787-8型機に変更しているが、そのまま期間を延長して使用する。発着時間に変更はない。なお、NH広報によれば、今回のTCDにより機材を変更する路線は、現時点ではこれらの2路線にとどまる見通し。

 両路線ともに現時点で機材変更による大幅な座席数減はないが、機材変更後のB787-8型機にはプレミアムエコノミークラスを設けていないため、一部の利用者にはメールや電話などで事前に連絡し、都度変更や返金などに応じるという。同社はそのほか、機材変更に伴いビジネスクラスの座席の仕様なども変更される可能性があることを説明している。

▽NH、機材変更の実施便(4月21日~)
NH879便 HND 22時20分発/SYD 08時45分着※翌日(4月20日~5月14日)
NH880便 SYD 20時55分発/HND 05時30分着※翌日(4月21日~5月15日)
NH869便 HND 09時45分発/MNL 13時30分着(4月21日~5月14日)
NH870便 MNL 14時40分発/HND 20時00分着(4月21日~5月14日)