破産の仙台トラベル、負債は5000万円-弁済認証受付中

  • 2017年9月3日

 東京商工リサーチ(TSR)によると、宮城県の第2種旅行業者で、このほど全国旅行業協会(ANTA)が弁済業務保証金制度の認証申出の受付を開始した仙台トラベルの負債総額は、債権者約100名に対して5000万円に上ることがわかった。弁済限度額は1100万円。同社はすでに営業を停止しており、今年7月20日には弁護士に破産手続きを一任している。

 TSRの調査によれば、同社は1978年に設立。宮城県・山形県・福島県のシルバー層の国内団体旅行に強みを持ち、ピーク時の2002年7月期には売上高5億633万円を計上した。しかしその後は団体客の減少に加えて、同業他社との競争が激化。業績は低迷してたびたび赤字を計上し、14年7月期には売上高が約1億6200万円にまで落ち込んでいた。また、ここ数年は代表者の体調不良もあり計画通りの経営が難しく、今後の事業継続も困難と判断して今回の措置となった。