元LX岡部氏、チューリッヒ観光局日本代表に、宿泊増へ活動開始

  • 2017年5月9日
岡部氏

 昨年末でスイス・インターナショナル・エアラインズ(LX)日本・韓国支社長を退任した岡部昇氏がこのほどチューリッヒ観光局日本代表に就任し、5月8日から取り組みを開始した。チューリッヒ観光局として日本に担当者を置くのはこれが初めて。

 岡部氏は1974年にLXの前身であるスイス航空に入社し、40年以上にわたってスイスに関わってきた。今後は、チューリッヒでの宿泊数拡大などを目標とし、スイス政府観光局やLX、ルフトハンザ・グループ、そして他の航空会社などと協力しながら需要を喚起していく方針だ。

 岡部氏によると、求められる最大のミッションは宿泊数の増加だが、中心部についてはホテルの客室数が限られており予約の取りにくい時期もあることから、宿泊単価の上昇を重視する。一方、かつての工場地帯で大規模な再開発が進んでいる「チューリッヒ・ウェスト」地区や、チューリッヒ空港近くに建設される複合施設「ザ・サークル」では、ホテル客室の増加が見込まれることから認知向上と利用の促進をめざす。

 具体的な活動としては、旅行会社やメディア向けのFAMツアーを検討するほか、オンラインでの情報発信も積極的に実施していく考え。岡部氏によると伝えたい情報は、例えばチューリッヒ・ウェストはかつての工場がホテルやレストランなどのモダンな施設にリノベーションされ人気を集めている点。また、スイスへの旅行者の多くが目的とする山岳リゾートでも客室が不足しがちななかで、チューリッヒを起点としても十分に楽しめる点はアピールしたいという。

▽岡部氏メールアドレス
noboru.okabe.2017@gmail.com