16年の旅行収支は1兆3391億円の黒字、2割増に

  • 2017年2月8日

 財務省によると、2016年の旅行収支は前年比2486億円増の1兆3391億円の黒字となった。受取額が3610億円増の3兆3850億円だったのに対し、支払額は1124億円増の2兆458億円。日本政府観光局(JNTO)によると、16年の訪日外客数は過去最高の21.8%増の2403万9000人、日本人出国者数は5.6%増の1711万6200人だった。

 旅客や貨物の航空輸送と海上輸送、建設や金融などを含めた「サービス収支」は9748億円の赤字となり、前年から赤字幅を7036億円縮小。航空輸送のうち旅客は、受取額2904億円に対して支払額が7699億円で、収支は前年から1050億円改善して4794億円の赤字となった。海上輸送の旅客は受取額7億円に対して支払額が116億円で、前年から50億円悪化して109億円の赤字となった。

▽12月単月は1049億円の黒字、前年からは微減

 12月単月の旅行収支は16億円減となる1049億円の黒字で、受取額は234億円増の2887億円、支払額は251億円増の1838億円だった。JNTOによると、12月の訪日外客数は同月として過去最高の15.6%増の205万600人、日本人出国者数は7.9%増の145万5300人。

 「サービス収支」は2866億円の赤字となり、前年から赤字幅を883億円拡大した。航空輸送のうち旅客は、受取額245億円に対して支払額587億円で、収支は前年から6億円悪化して342億円の赤字となった。海上輸送の旅客は受取額1億円に対して支払額が7億円で、収支は前年と同じ6億円の赤字となった。

※旅行の受取額は訪日外国人旅行者、支払額は日本人海外旅行者の、それぞれの宿泊費や飲食費など。輸送は旅客や貨物の運賃。