成田、上期の国際線旅客は3.8%増、発着回数は7.3%増

  • 2016年10月30日

 成田国際空港(NAA)によると、2016年上期(4月~9月)の国際線旅客数(速報値)は前年比3.8%増の1636万7607人だった。このうち日本人旅客数は0.8%増の670万1069人。外国人旅客数については9.0%増の713万5154人で、3期連続で過去最高を記録した。通過客は1.4%減の253万1384人と前年を下回った。国内線を含む総旅客数は3.2%増の1993万3522人となり、2期連続で過去最高となった。

 国際線旅客便の発着回数は7.3%増の8万3962回となり、2期連続で過去最高に。NAAによるとオーロラ航空(HZ)、香港航空(HX)、ジンエアー(LJ)、ハワイアン航空(HA)の新規就航に加え、韓国、台湾、香港などのアジア方面を中心とした路線開設や増便が後押しした。

 9月単月の国際線旅客数は5.4%増の273万4578人。このうち日本人旅客数は1.4%減の129人6219人、外国人旅客数は14.4%増の107万6403人、通過客は6.9%増の36万1956人だった。国内線を含む総旅客便数は3.9%増の334万4862人。国際線旅客便の発着回数は6.5%増の1万4101回で、9月として過去最高となった。

 なお、国内線の上期の旅客数は0.4%増の356万5915人、発着回数は2.8%減の2万5143回だった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。